退職したら手続きするべき3つのこと
今までお世話になった会社を退職する日。
引継ぎや挨拶まわり、自席やロッカー周りの清掃は済みましたか?
清掃をしながら、職場を離れることを少しずつ実感し始めているのではないでしょうか。
最後にもう一度、退職するまでの間に何かやり忘れたことがないか考えていきましょう。
会社から貸与されたものの返却
まず大事なことの一つに、あなたが会社から「貸与」されたものの返却があります。
すでに会社の上司や総務から返却に関する連絡が届いているかと思いますが、もう一度返し忘れがないかチェックしましょう。
返却が必要なものとして以下のものが挙げられます。
1.健康保険被保険者証
会社で加入していた健康保険者証です。
退職と同時に脱退手続きが行われるので保険者証は退職する時に必ず返却しましょう。
2. 社員証(及びIDカード)、名刺、制服、携帯電話、PC(貸与されている場合)、就業規則など
携帯電話やPCは貸与されている場合、返却が必要です。
社員証(IDカード)は情報資産になるので必ず返却してください。
また、制服はクリーニングできれいにして返却しましょう。
忘れがちなのが、就業規則の返却です。
これもほとんどの場合、社外秘扱いになっているので必ず返却してください。
会社から必要書類を受け取る
返却するものだけでなく会社から受け取るものもあります。
まず大事なものとして以下の3つがあります。
1.雇用保険被保険者証
転職先で雇用保険の手続きを行う時に必要になります。
2.源泉徴収票
所得税の年末調整で必要になります。
転職先で年末調整が出来るように、退職までの源泉徴収票をもらうようにしましょう。
3.年金手帳
あなたの手帳を会社が管理していた場合には、必ず受け取る事を忘れずに。
次に必要に応じてですが、
4.退職証明書
転職先で、あなたがこれまでに勤めていた会社を辞めたという証明書の提出が求められてくるケースがあります。
その場合には、上長または総務にお願いして発行してもらいましょう。
最後に、転職先が決まっている人は必要ありませんが、転職先が決まっていない人は離職票をもらってください。
失業給付の受給手続きの際に、ハローワークに提出するものになります。
お世話になった方への挨拶も忘れずに
さて、会社への返却と書類の受け取りが終わったら「立つ鳥後を濁さず」ではありませんが、最後はお世話になった人へのお礼を伝えましょう。
広いようで狭い世の中、どこで誰がどのように関わっているか分かりません。
今後、また接点を持つ方もいる可能性もあります。
縁を大事にするためにも、最後の「シメ」は非常に大事です。
挨拶は時間の許す限り、一人ひとり直接お礼を伝える事が重要です。
特に忘れてはならないのが上司の方、お客様、そして同僚、後輩。
そして挨拶が終わったら、お世話になった方へお礼メールを送るように心がけましょう。
お礼のメールは直接お礼を伝えられなかった人に対しても有効です。