転職初日に感じたたった1つのこと、それは「案ずるより産むが易し」
転職活動の結果、無事に転職先が決まった方、おめでとうございます。
転職初日までの日々、そこの職場についてあれこれと噂を聞いたりして、色々考えてしまう方が多いようです。噂の中には、良い噂も悪い噂もあるでしょう。期待と心配が次第に大きくなっていきます。
そして転職初日、多くの人が共通して感じることがあります。
それは「案ずるより産むが易し」ということです。どういうことなんでしょうか。
今回は転職初日にみんなが感じるたった1つのことを見ていきましょう。
転職初日までに考えること
転職はどんな人にとっても大変です。
職場の実際の状況や雰囲気は、勤めている人にしか分からない部分。転職しないで、このまま同じ職場にいたほうが良かったんじゃないか…なんて考えながらも、それでも自分の人生や家族の生活を考えて、転職をするわけです。
そして無事に転職先が決まった後、転職初日まで、数日から数週間の時間ができたりします。
その間、これまで散々調べてきたはずの転職先の情報をもう一度調べたりします。本当にここで良かったのかなんて考えながら。
ちゃんと調べてきたわけですから、当然のことですが、自分が納得してきた情報を確認していくことになるでしょう。仕事内容や待遇などは転職先とも話し合ってきたと思います。
と同時に、若干気になることも出てくるかもしれません。面接のときのちょっとした言葉が気になってくることもあるでしょうし、ネットで悪い噂を見つけるかもしれません。あの会社はブラックだとか、あの業界はまずいとか。あるいは新しい仕事に自分が合うかどうか、新しい同僚たちとうまくやっていけるかどうか…。こういうやってみないと分からない部分はどうしてもあります。
いろいろ調べてきて、多くの人から話を聞いて、納得してきたはずなのに、転職前の日々を過ごしていると、いろいろ気になってしまうのは誰でも同じです。転職する人ならみんな考えることです。頑張って転職活動をしてきたのですから。
そして転職初日です
期待と不安をもって、転職初日を迎えます。前日は眠れなかった人もいるでしょう。数日前には前の職場の友人たちが送別会を開いてくれたかもしれません。みんな励ましてくれたかもしれないし、イヤミっぽいことを言ってきた同僚もいたかもしれません。転職は、転職しない人にとっても大きなイベントなのです。
さて、面接や研修で何度か行った転職先、これから自分が働いていく新しい職場が見えてきます。
面接中や研修中はまだまだお客さん扱いだったわけですが、今日からは職場の新しい同僚です。職場の現実がはっきりと見えてくるはずです。良い噂と悪い噂、どちらが事実だったのか、はっきりわかることになるでしょう。
転職初日に感じたたった1つのこと
それは「案ずるより産むが易し」
面接のときに親切にいろいろ教えてくれた人は別の部署なので今日は会えないかもしれません。
職場のドアを開けて、挨拶をします。これから一緒に働くことになる同僚たちとご対面。上司とは既に面談をしているでしょうから、簡単に職場の説明を受けた後は、早速仕事が始まります。
仕事が始まってしまえば、新しい仕事ですし、余計なことを心配している暇はなくなってしまいます。初日からうまくできることもあれば、調整していかないといけない課題も出てくるでしょう。
そして忙しかった初日が終わります。歓迎会が開かれるかもしれないし、歓迎会は金曜日かもしれません。
転職初日の帰り道、多くの人が感じることは「案ずるより産むが易し」ということです。心配していたことのほとんどは心配しすぎであり、悪い噂にしても現場に行ってみれば誤解だったと分かります。
転職という一大イベントで不安はどこまでも大きくなっていきます。でも実際に転職先で働き始めてしまえば、その不安は消えてしまうもの。
新しい職場での新しい仕事、大いに楽しんでくださいね!