転職者の8割が後悔している?転職で後悔しない3つの秘訣
エン・ジャパン株式会社の実施したアンケート調査によると、「30歳以上の転職者の8割以上が転職後にギャップを感じている」という結果が出ています。
さらに転職した人の8割以上が想像とのギャップを感じており、その内の75%が再度転職することを検討しているとのこと。
せっかくの転職。後悔したくないですよね。そのための秘訣を3つご紹介します。
1.給与に関わることは数値化する
転職で給与アップ!と思いきや、転職後に実は昇給しづらい仕組みだった…ということにならないように予め入念に確認しましょう。
給与に関わることであれば、ある程度は数値化できるので、昇給までの目安期間や年齢、昇給額の度合いについて気になる点は遠慮せずにしっかり聞くことが大切です。
2. 会社の社風に重きを置き過ぎない
勤める会社の社風が自分に合っているかどうか、ということは仕事を続けていく上で重要なところ。
挑戦できる環境を望む人が保守的な職場で勤務しても、意気込みだけが空回りしてフラストレーションが溜まってしまうでしょう。反対に、負荷の少ない安定した環境で働きたい人が、個々に大きな裁量を委ねる職場に勤めても責任の重さに疲弊してしまうことになります。
しかしながら、転職する上で社風や風土に期待しすぎることは禁物。
なぜなら、勤め始めるまでは実際的な職場の雰囲気や社風というのはわからないから。期待する気持ちが強すぎると、ちょっとした相違を大きなギャップに感じてしまい、そこから大きな不満が生まれることになりかねません。
会社の社風は当然気にするが、イメージ通りはありえないということを頭に留めておくことです。
3. 「今の職場をとにかく辞めたい」という理由だけで転職を決めない
会社をとにかく辞めたいがために転職を急ぐのは、最も多い失敗するパターンの一つ。具体的に今の会社のどこが合わないのか、どんな会社に勤めたいのか、ということを最低限明確にすることです。
そもそも、会社を変えれば解決することなのか?ということも前提として考える必要があります。結局転職する目的がはっきりしていないと満足のいく転職はできないことを念頭に置いておいてください。
これまで3つの秘訣をご紹介しましたが、
いちばんに言えることは「とにかく情報収集する!」ということ。
その職場で働く人に話を聞かせてもらったり、業務内容や一日の流れを聞いたりと、できる限り知りたい情報を集める努力をしましょう。
集めた情報が多ければ多いほど判断材料は多くなるので、転職で失敗する可能性は小さくなります。
日本では転職回数が増えると低く評価される傾向が強いので、後悔しない、失敗しない転職をするためにも、転職をする際にはここで挙げた秘訣を参考にしてみてはいかがでしょうか。