デキる男はネクタイの締め方にもこだわる
あなたは適当にネクタイを締めていませんか。
日本には、とりあえずビジネスの場でネクタイを締めてさえいれば良いという風潮があり、ネクタイの種類や締め方などには気を使っていない方が多いと思います。
しかし、デキる男はネクタイの締め方にもこだわっているのです。
なぜなら、ネクタイの締め方を少し変えるだけでも、相手の方から見た自分の印象が大きく変わるからです。
ビジネスでも恋愛でもそうですが、与える印象が成功率を大きく左右するもの。
どうせなら自分に対して良い印象を持ってほしいですよね。
ここではデキる男がネクタイを締めるときにどのような点にこだわっているのか紹介していきます。
■ネクタイの太さとその結び目の大きさに気を使う
ネクタイの結び目の大きさを変えるだけでも、相手の方に与える印象はずいぶん変わります。
細めのネクタイと小さな結び目はカジュアルな印象を与え、一般的な太さと長さのネクタイは、洗練されたフォーマルな印象を与えます。
注意が必要なのはVゾーン。
スーツのジャケットを羽織ったときに、シャツとネクタイで構成されるエリアです。
Vゾーンは相手の方から記憶されやすいので、バランスに注意しましょう。
ネクタイの太さが太すぎたり、または細すぎたりするとVゾーンがいびつになり、相手の方に良くないイメージを与えることになります。
フォーマルなシーンでは、仕事ができる人間だという印象を与えたいですよね。
そのためには、仕事の場では極端に細いネクタイは避けた方が無難かもしれません。
■ディンプルを作る
ネクタイのディンプルもとても大事です。
ディンプルとはネクタイの結び目の下にできるくぼみのことを指します。
ディンプルをバランスよく中央に作ると、引き締まった印象を与えることができます。
また、くぼみによってネクタイの結び目に凹凸感が出るので、単調さをなくすことにもつながります。
自分を良く見せたい人は必ずディンプルを作っているので、ディンプルを作るだけで周囲におしゃれであるという印象を与えることもできますよ。
なお、細いネクタイの場合はディンプルがなくても問題ありません。
■ネクタイの種類に気を使う
デキる男はネクタイの種類にも気を使います。
ネクタイには様々な生地のものや多様な柄があり、その組み合わせは千差万別です。
ここでは一例として、フォーマルな場で選択するべきではないネクタイの柄を紹介します。
それは、ストライプのネクタイです。
斜めに模様が入っているネクタイはストライプ、またはレジメンタルストライプと呼ばれます。
日本ではストライプのネクタイをしているビジネスマンを多く見かけますが、海外ではストライプのネクタイはビジネスシーンには適していないと考えられています。
その理由は、レジメンタルという言葉は英語で「連隊に属する」という意味であることに由来します。
連隊とは軍隊の中の部隊のこと。
実際にイギリスでは、○○連隊は赤のストライプ、△△連隊は青のストライプ…と部隊によってストライプの色が決められていたようです。
そのため、ストライプに特定の意味があることが知られている海外では、着用が避けられる傾向があります。
ですので、ストライプのネクタイが持つ意味を知った上であえて身につけないということで、デキる男に見られることができるかもしれませんね。
いかがだったでしょうか。
ネクタイへのこだわり方を少し変えるだけでも、他人から見た自分の印象は大きく変わります。
自分の印象にさらに磨きをかけるためにも、あなたもネクタイにこだわってみませんか?