渡邊 昌紀

取引先で「やっぱり力持ちだね」と言われた瞬間

リコーブラックラムズ(RICOH BlackRams)

渡邊 昌紀さん

あなたのミニハピを教えて

それぞれの持ち味を生かしたチームプレーこそ
ラグビーの醍醐味
全員でボールを繋いでのトライは、
最高に大きな喜び。

 

「力」対「力」はラグビーの魅力だと思いますが、フォワードとバックスが一体となったサインプレーもぜひ注目してほしい見どころです。

 

というのも、レベルの高いトップリーグにおいて1on1で相手を抜いてトライをすることは至難の業。だからこそサインプレーを駆使することで、ラインを突破できたり数的に優位に攻撃することが可能になります。“デコイ”といって、おとりのダミーランナーとして走るときがあるんですけど、それに相手がひっかかったときは“ニヤリ”ですね。僕の動きにディフェンダーが引き付けられ、そこにスペースが生まれて他のプレイヤーが活きるので。チームメイトからも「ナイス!」と言ってもらえる。まさにラグビーの基本精神であるone for all, all for oneですね。

 

平日は営業マンとして働いているのですが、その時のミニハピもありました。レーザープリンターとか、重い荷物を搬入したときに「やっぱりラグビー選手だね!スゴイ力持ちだね!」と言われることです(笑)。

 

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走って相手を抜いた瞬間
「これだ!」って思った

 

ラグビーを始めたのは小4の時。地元・富士吉田のラグビースクールでした。色々なスポーツを試したんですけど、走ってトライしたときとか、相手を抜いた瞬間とか、「これだ!」って思ったんですよね。中学もラグビーを続けて、高校は県内で強豪の桂高校に進学しました。

 

そこで出会ったのが恩師の梶原宏之先生。

「己に勝て」の精神だとか、責任感、チームスポーツの中で自分がやるべきことだとか、そういったすべてを叩き込んでもらったと思います。大学に僕のプレーのビデオとか送ってくれていて。おかげで名門の関東学院大に入学し、結果、トップリーグ所属のリコーから声をかけてもらえたという今に、確実に繋がっています。

 

 

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7人制ラグビー代表で膝の大ケガ。
正直、先が見えなかった

 

2013年には7人制ラグビーセブンズで日本代表に選ばれ、アジアセブンズシリーズ2013、仁川アジア競技大会2014で優勝。金メダルを持って帰ることができました。ただ、仁川大会の試合途中で膝の大けがをしてしまって…。初めて自分の身体にメスを入れる手術をし、2か月間くらいですかね、丸々入院して。

 

2014年は本当にラグビーができるのかわからないレベルでした。代表はおろか、チームの戦力にもなれない。リハビリもつらかったです。僕のポジションは走れてナンボみたいなところがあるので、それなのに膝のケガなんて…。だから不安しかなかったです。

 

2015年にやっとの思いで復帰できたときは心底嬉しかったです。
チーム内でもケガを乗り越えている人が多いですし、靭帯を4本切っていたり、何度も手術をしているレジェンドとか、膝神様のような人もいますよ(笑)。

ケガを乗り越えるのは自分ですが、家族や周囲のサポートがあったり、逆に冗談で「ナベ、終わったな」なんて言ってもらえて、絶対ここで終わらない、ラグビーを続けてまたピッチに立つんだ!という思いで復活できたと思っています。

 

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写真提供 : リコーブラックラムズ(RICOH BlackRams)

 

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写真提供 : リコーブラックラムズ(RICOH BlackRams)

 

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写真提供 : リコーブラックラムズ(RICOH BlackRams)

 

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写真提供 : リコーブラックラムズ(RICOH BlackRams)

 

 

ラガーマンでありリコーの社員。
「試合頑張って来いよ!」の声が嬉しい!

 

現在は、会社の皆さんに支えられて、ラグビーに集中できる環境です。入社当時は大変でしたよ。当然仕事を覚えるための研修もあるし、その後はチームの練習に合流ですから。自分でもトップリーグのレベルの高さを感じて、身体を鍛え直さないといけないと思ったし、肉体的にも精神的にもタフな期間でした。

 

ただ、職場の人や取引先のお客さんが試合を見に来てくれたり、上司も「週末の試合頑張って来いよ!」と送り出してくれたりもします。ラグビーに理解がある環境があるからこそ、仕事もラグビーも両立できる要因になっています。
その分、オフシーズンは仕事中心になるので、そこは普通のサラリーマン(笑)。個人練習をする人もいれば、リフレッシュしてシーズンを迎える人など個人に委ねられています。

 

僕はいったんオンとオフを分け、2016-2017シーズンに向けて集中力を高めていきたいですね。試合に出ることはもちろん、チームとしても成績をあげていきたい。もちろんジャパンも視野に入れてコンディションを作っていくつもりです。

 

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インタビュー 伊藤 紘子  / 撮影 臼田 尚史

渡邊 昌紀
No.071

リコーブラックラムズ(RICOH BlackRams)

渡邊 昌紀さん

山梨県富士河口湖町出身。小学校からラグビーをはじめ、関東学院大学を経てリコーブラックラムズへ。ポジション:WTB。
7人制ラグビー日本代表として、アジアセブンズシリーズ2013、仁川アジア競技大会2014それぞれで金メダルに貢献。リオ五輪に向け、更なる活躍が期待される。

 

リコーブラックラムズ(RICOH BlackRams) 公式ホームページ

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