これだけは知っておきたい!主な転職活動手段まとめ 〜後編〜
前回(これだけは知っておきたい!主な転職活動手段まとめ~前編)までは民間企業の提供する転活サービスを活用した転職活動の紹介でしたが、
後編の今回は、それ以外の転活手段について説明をしていきます。
4.ハローワークに登録する
ハローワークは厚生労働省が管轄している行政機関で、企業と求職者、双方に対してサービスを提供しています。
ハローワークに登録することで転職先が決まった場合、祝い金を給付してもらえる場合があるので会社を退職したらとりあえずハローワークに登録することをおすすめします。
■メリット
・求人企業にコストがかからない
・補助金が支給されるケースも多いため採用する側のハードルが高くない
・中小企業や地域密着企業の求人情報が充実しているためそういった企業を希望している場合には有効的
■デメリット
・質の悪い求人情報も多く含まれている
(ハローワークへの求人掲載の審査基準が民間企業に比べて緩いことや、掲載に費用がかからないことがその理由)
・求人情報自体の情報量が乏しい
5.自主的に希望の企業に応募する
個人的には自主的に直接企業に問い合わせるのが一番だと考えています。
自分の判断で興味のある企業のリクルートページから直接応募したり、働きたい企業に直接問い合わせたりして転職活動をするわけなので転職活動が上手くいった場合の満足度は高いですし働くモチベーションも必然的に高くなります。個人的な転職活動をメインにして、その他の転活サービスも並行して利用することが理想的です。
■メリット
・採用企業との直接的なやり取りになるのでスピーディに転活でき、労働条件についても直に交渉できる
■デメリット
・応募から日程調節まですべてを自分だけでやらなければいけないので手間が大きい
6.縁故転職
縁故による転職は意外と多いのが現状。やはりどこの誰かもわからない人材を採用するよりは、元々付き合いがあってどんな人なのかを知っている人材を採用する方が、ミスマッチも少なく転職者と採用企業の双方にとって、満足のいく結果を得られやすいのです。
■メリット
・採用される確率が高い
・転職先にすぐに馴染みやすい
■デメリット
・入りやすいがため辞めにくい
・紹介者の顔を潰すわけにはいかないというプレッシャーが生じる
・実力が伴わない場合、周囲から後ろ指を指されて孤立することになりかねない
以上のとおり、それぞれの転職活動の手段にはメリット・デメリットが存在します。
転職活動を効率的に行い、成功させるためにもこれらの転活手段を複合的に活用することが重要です。