こんなはずじゃなかった!転職に失敗したと感じている人の3つの共通点
転職経験者のうち、転職して失敗だったと感じている人にその理由と転職までの経緯を聞いてみました。
その結果、転職で失敗したと感じている人に「自己分析不足」「情報不足」「転職に対する過度の期待」の3つの共通点があることがわかりました。
自己分析不足
転職で失敗したと感じている人の共通点の一つが「自己分析不足」です。
転職する前に理由や目的を明確にせず、なんとなく転職先を決定してしまった人は元々の働く動機づけ自体が弱いのです。
したがって、転職後に業務や人間関係で壁にぶつかっても乗り越えることができずに「こんなことだったら前職に留まっていればよかった」と後悔してしまいがちです。
自己分析が足りていない人は「今の会社をとにかく辞めたい」という思いだけで転職に踏み切ってしまいがち。
元々勤めていた会社に対する不満が積み重なった結果としての転職なのに、不満の原因や、自分が会社に求めることについて深く考えず転職することは、クジ引きで会社を選んでしまうようなもの。
転職で失敗しないためにも、自己分析をきちんと行い、指針のある転職活動にしましょう。
情報不足
「情報不足」もまた、転職して失敗だったと感じる要因の一つです。
転職活動を急いで進めようとすると、どうしても情報不足になりがち。転職先の会社の雰囲気や仕事内容、昇給制度などを詳しく確認しないまま転職を決めて、転職後の思い違いに逢わないよう、情報収集は徹底しましょう!
もちろん、外部から得られる情報には限界があり、働いてみるまではなかなか実情的な部分はわからないもの。
それでも、少しでも多く情報を集めることは、会社を見定める精度を上げ、より自分に有利な転職に近づくことができます。
とにかく尻込みせずに気になることはきちんと採用担当者に聞くこと!
それから、可能であれば複数企業から内定をもらいましょう。内定をもらった後に候補となる会社を比較することで、その会社がどの程度自分を必要としてくれているかもわかるので失敗の可能性が小さくなります。
転職に対する過度の期待
そして以外と盲点な失敗の要因が「転職に対して過度の期待をしてしまうこと」です。
転職して心機一転、新天地で頑張っていこうとしているわけなので、ほとんどの人が転職先に対し、期待する気持ちが自然と大きくなってしまいがちです。
しかしながら、過度の期待は禁物。自分の理想に近い会社はあっても、全く同じ会社はないということを肝に銘じておきましょう。
状況や環境の変化に順応するまでは、どうしてもそれなりに時間が必要となります。予め、「想像とのギャップは当然ある」と考えておくことで心のゆとりを確保しておくとよいでしょう。