何か資格を取りたい!とお考えのあなたにオススメの資格3選
世の中には資格に関する情報があふれています。
先行き不透明な世の中だからこそ、将来のためにどの資格が役に立つのかが気になるところ。
ときどき見かけるのが、勉強の目的が資格を取ることになってしまっている人です。
でも、資格は仕事に役立ててこそ意味があるということを忘れてはいけません。
そこでオススメしたいのが、これから紹介する3つの資格です。
通関士
通関士とは、輸入や輸出の手続きをするために必要な資格です。
目指しているのは多くが貿易関係の業務に携わる人ですが、商社や金融業に関係する方ならば誰でも、役立てられる可能性が高い資格だといえます。
ポイントは国家資格であるということ。
輸出入の手続きを行うことは、国に定められたこの資格を所持しないと認められないのです。
また、通関士は貿易関係では唯一の国家資格。
いわば、貿易のプロフェッショナルであることの証明なのです。
今後も海外との取引の重要性が更に増していくのは明らかです。
それに伴い、通関士の需要もますます増えていくでしょう。
現在の仕事を続ける場合も、転職を考えている場合も、将来に大きくプラスする資格であるといえます。
行政書士
行政書士の主な仕事は、行政機関に提出する書類の作成や手続きの代理です。
この資格のメリットは、少ない資金で開業できるところにあります。
そのため、独立志向の高い方にはとくにオススメできるのではないでしょうか。
また、経験が少なくても行政書士事務所や法律事務所からの求人が期待できるため、開業前の下積みも容易です。
司法試験のような狭き門は厳しすぎるが、行政や法律にまつわる資格を取得したい。
そんなときには、行政書士がお買い得な資格かもしれないですね!
宅建(宅地建物取引士)
宅地建物取引士、通称「宅建」。
企業が社員にもっとも取得してほしい資格として、常にトップ3に入る資格です。
持っているだけで就職・転職に有利な上、業務上でも重要なポストを任せられる可能性が高まります。
宅建とは、不動産売買や賃借の手続きを行う際に必要な国家資格で、法律系の国家資格の中では、もっとも取得しやすいものだともいわれています。
幅広い分野で求められていることから、こちらもお買い得な資格だといえるでしょう。
更に、他の資格へのステップアップの入り口としてもオススメですよ!
行政書士など他の法律関係の資格と重複する箇所が多いため、宅建の資格を勉強したことが、他の法律関係の資格の勉強にも役に立つといわれています。
家を購入したり、賃貸契約を結ぶときにも役立つ宅建を、手始めに取得してみてはいかがですか?
いかがでしたでしょうか。
これら3つに共通することは、法律に関連する国家資格であることです。
雇用する企業からしてみれば、法にまつわる業務知識を持っている人材は、どんなに多くいても困るものではありません。
手に職をつける、独立する、現在の仕事でキャリアを積む、どんな将来を選んでも、確実に役立つ資格であるといえるでしょう。