佐藤美穂

麴町駅 1番出口のエレベーターに乗れた瞬間

株式会社ディー・エル・イー

佐藤美穂さん

あなたのミニハピを教えて

好きなことを仕事にすると
ワーク・ライフ・バランスじゃなくても
全然満たされる

 

麹町駅は地上への出口が6つあるんですが、会社から一番近い1番出口を利用すると、地下から長くて細い階段を上がらないといけないんです。これまで「いわゆるオフィス街」という街で働いたことがなかったので、朝の通勤時間にスーツ姿のサラリーマンがこの階段を昇る列を見たとき、最初は「おぉ、これがTHE日本のサラリーマンの姿か!」と、かなり新鮮だったんですが、だんだんその日常に慣れてくると「行進みたい」って思っちゃったんですね…。自分はこの列には加わりたくないなぁと…。だから階段の横にあるエレベーターにタイミングよく乗って地上に出れると、TVゲームでショートカットが成功した時のような、ちょっと優越感!みたいな気持ちになります。

 

自分はどうやら、時間を無駄にしたくないっていう思いがすごく強いようなんです。たとえば仕事で企画書を作るとき、1時間で終わりそうだなと目途を付けたら、締切の1時間前に作業をはじめる。自分を追い込んで、アドレナリンをフル活用して一気に仕上げるほうが自分には合ってるし、時間をたっぷりかけた企画書よりも良いアイディアが振ってくることが多いんです。そうやって自分に対する時間の見積もりの精度を上げていくのも、楽しみの一つです。

 

あとは、乗りたい電車の時間から逆算してギリギリに家を出たり、間に合わないと思ったら、朝のドライヤーの時間を省略して、走って自分で起こした風で濡れた髪を乾かす、みたいな。女としてはあり得ないってわかっているんですけど、1分も無駄にせずに目的地に付けたときの達成感を知っているので、ついつい同じことを繰り替えしてしまいますね。

 

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ITクソババアは嫌だなって
残業ゼロの仕事も考えたけど、
なんだかワクワクしなかった

 

新卒で入社した会社・面白法人カヤックは、ユニークなWEBサービスに定評があって、みんな若くて考え方も柔軟だし、働いていてとても充実していて楽しかったです。その会社に8年いて、気付いたら女性社員の中で社歴が長いメンバーベスト3の一員になっていました。このままWEB業界のベンチャー企業1社しか知らずに歳を取っていくと、そろそろ妖怪ITクソババアになってしまう気がして・・・。

 

「もっと趣味の時間が欲しいな。次はワーク・ライフ・バランスを重視したい」
そう思って転職することにしました。

 

でも、その条件で転職エージェントに仕事の紹介をしてもらうと、ECサイトの定期更新作業や外注さんを使った進行管理の業務がほとんどで、「残業ゼロで、17時で帰れますよ」と言われても、自分でオーダーした条件のはずなのに、残念ながらそこで働きたいと思えなくて、違和感を感じたんです。結局、私は「ワーク・ライフ・バランス」よりも、「仕事の中身」が大事なんだって、その時ハッキリ気が付きました。

 

それと、女性がワーク・ライフ・バランスを重視して働きたいと思った場合、WEB業界ではまだまだ重要なポストの仕事が回ってきにくいという現状にも気付かされました。

 

よく日本人は働き過ぎだとか、どこそこの国は週に4日しか働かないって聞くと「憧れるな~」と思っていたんですが、私は、仕事は仕事、プライベートはプライベートって分けて考えるタイプじゃない。1日8時間でもいいし別に12時間だって働けるんですけど、1日の大半の時間を興味のないことに費やすような働き方は、なんだか人生存している気がしました。だから結果的に、好きなことや楽しめることを仕事にしたい、ということになるんですよね。

 

 

 

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好きなものには
「はいはいはい!私やります!」

 

今の会社では、キャラクターを使った企業のプロモーション支援をしています。未知の業界に来たので、わからないっていうことがあるだけでワクワクします。

入社してすぐに、勉強の意味も込めて関わらせてもらった案件があるんですが、クライアントさんが私を気に入って下さって、一度別案件に移動になりかけたんですが、ご指名を頂いて継続で担当させてもらっています。

 

「佐藤さんにお願いしたい」って言われると、多少無理をしてでもやる気になってきます。なので、「今は忙しいから無理」みたいなスタイルの人を見ると、がっかりするし、もったいないな、って思います。1回目で断ると頼みづらくなるし、あの人と仕事したくないと思われたり、次のチャンスがないかもしれない。人それぞれの働き方のスタイルがあると思うんですが、私は声をかけてくれた時点ですぐに前のめりで返事をするようにしています。

 

好きなものとかやりたいことを口にするのはすごく大事ですよね! 佐藤さんってあれが好きだよね、こういうタイプだよねってまわりにわかってもらえるので、自分が好きな仕事・やりたい仕事に自然に声がかかるようになると思いますし、そうすることで好きなことに囲まれて仕事ができる。引き寄せの法則みたいなものを信じています。

 

 

私が尊敬している脚本家・西田征史さんがパーソナリティーを務めるラジオに出演させてもらったときも、西田さんが手がけた作品が大好きだということをいつも周囲に言っていたので、宣伝コーナーの枠に声をかけてもらうことができました。もちろん「はいはいはい!私出ます!やります!」って即答です。転職してきたおかげで掴んだ、今年1番の出会いというか、棚ボタ的な幸せでした。

 

 

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インタビュー 伊藤 紘子  / 撮影 臼田 尚史

佐藤美穂
No.039

株式会社ディー・エル・イー

プロデューサー

佐藤美穂さん

秋田県出身。大学院卒業後、面白法人カヤックに入社。デザイナー、ディレクターとしてクライアントワークやソーシャルゲームを担当。2015年3月にファスト・エンタテインメント事業を展開するDLEに入社し、アニメ『鷹の爪団』のキャラクターを利用したセールスプロモーションを担当中。

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